女神の機械槍

モンスターハンター関係の二次創作(イラスト・小説)ブログでしたが、最近はオリジナル小説に傾倒中です。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

俺の小説作法(4)

えー、小説作法シリーズは続けようと思えば延々続けられるのですが、ハードルが上がり過ぎて自分の首を絞めかねないので、ここらで一段落したいと思いますwww

「Aかと思ったらBだった」という、お話作りの型…通称「海老」ですが、この海老をPECOさんが、真似て下さってたようで非常に嬉しく思います♪
「型」は、古典芸能や空手で言えばそのまま「型」ですけど、スポーツに例えれば素振り、基礎練習みたいなものですから、毎日の地道な反復訓練だけが身に付ける早道です。
モンハンも、地味かつ適切な訓練が上達の早道ですが、モンハンのみならず、何事も基本に忠実に、地味に訓練する事が一番大事ですよね。

さて、今日のお題は何か…というと、また「型」のお話です。

<起>
 ◆なるだけ早いうちに、主要な登場人物「主人公」「敵」「真の敵」「ヒロイン」を全員登場させておく。
  (この時、舞台背景や状況も速攻で画面流して説明しておくこと。主人公は刑事にする)

 ◇成長前の主人公は、何か欠点を持っている。
  (仕事人間で、家庭を省みなかったため、ワイフと娘に愛想を尽かされた40近いおっさん)

 ◆主人公には、とても大事にしている「宝物(欲求)」がある
  (実は、妻とは離婚調停中だが、娘の事は本当に大事に思っている)

 ▽その頃、主人公とヒロインは出会う。
  (裁判所で、離婚について考えなおさないか?と話合う)

<承>
 ☆主人公、何かとんでもない事件に巻き込まれる。その結果取った行動がきっかけとなり…
  (娘の通う学校で、テロ事件発生。主人公は刑事であるがゆえに、全員の脱出を優先させる)

 ◆主人公の大事にしている「宝物(欲求)」が失われる。 
  (全員の脱出を優先させたため、肝心の自分の娘がテロリストたちの人質になってしまった)

 ▽その頃、主人公とヒロインは恋に落ちる。
  (娘のピンチを聞きつけたワイフは主人公をなじるが、一時的に協力することとする)

 ◆「宝物(欲求)」を奪った相手を探し出す必要がある。
 ◆「宝物(欲求)」を取り戻すために立ち上がる。
  (主人公は、刑事としての自分を捨て、単独で娘を取り返す事を決意)

 ▽その頃、主人公とヒロインはお互いの愛を確認する。
  (娘の安否を通じて、お互い協力をする事で合意)

 ◆ところが、急がないと「タイムリミット(舞台装置が作り出す危機)」がやってくる。
  急がないと、何らかの理由によって、「宝物(欲求)」が失われる!
  (犯人グループは、24時間以内に、身代金100万ドルを用意しないと、人質を全員殺すと宣言)

 ▽その頃、主人公とヒロインの恋に、不吉な前兆が。
  (ワイフから、『貴方のやり方、それで良いの? このヘタレが!』と罵られる)

 ◆主人公は、自分の宝を奪った相手を追いかけ、様々な障害を乗り越え追い詰める。
  (まず、敵の情報を知り、学園に人知れず潜入し…などのとにかくミッションインポッシブル)

<転>
 ◆しかし、追い詰めた敵は、「真の敵」ではなかった!
  (テロの首謀者は、なんと顔見知りだった! or 外に居る警官隊から、自分がテロリストにされてしまった)

 ◆「真の敵」が姿を表す。
  (首謀者は、ワイフの浮気相手だった or 自分の上司だった)

 ◆「真の敵」は、身勝手な理由に突き動かされて行動していた。
  (ワイフを自分のものにしたい or うっとおしい主人公を抹殺しつつ成績を上げたい)

 ◆タイムリミットはどんどん迫り、ピンチに陥る主人公。
 ▽その頃、主人公とヒロインは、ここでいったん別れる。

<結>
 ◇どん底の主人公は、以前持っていた自分の欠点を克服する。
  (仕事を省みない → 家族の愛こそが、自分にとっての大事なものなのだ)

 ◇選択を迫られた主人公は、自分の欠点を克服することで、危機を脱出
 ◆主人公はピンチから脱出し、「真の敵」と対決する。
  (主人公を助けるために、娘が逆転のきっかけを作ってくれる)

 ◆そして、意外な結末を迎える。
 ▽最後に、主人公とヒロインは固く結ばれる(別れる)
  (娘とワイフは、敬二としての自分の姿を再評価する、あるいは、家族そろって農家に転身、あるいはやはり離婚)


…どうでしょうか?
これはですね、もううっすらお分かりの方も居るかと思いますが、ハリウッド映画や、東映まんが祭りで使われてるシナリオの「型」です。
( )で書いているのは、例題として俺が書き添えた刑事ものですね。
ハリウッド映画っぽく、刑事ものにしようとしたのですが、あまり上手く行きませんでしたwww

俺が今回、こんな物を書いた理由は「ああ、確かに、ハリウッド映画とか、大体全部こんな構成だよ!」って思ってもらう事を目的としてます。
つまり、大抵のHW作品には「型」がある、と。

これを意識しつつ、映画をまたシーンごとにバラしながら見ると、漫然と見てた時と違って、その全体構成が分かるようになってきます。
つまり、シナリオライターの意図が読めるようになってきます。
映画を見る際には、こういう所に注意しつつ見ると、かなり自分の実力向上につながりますよー。
と、いう話でした。終わり。


…さて、今回の記事について補足。

「型をしっかり覚えた後に、型破りになれる」:中村勘九郎(歌舞伎役者)

先日、BADさんがコメントの中で書いて下さってた事ですが、これは話作りにも全く同じ事が言えます。
俺は「型」を、「基礎や素振りみたいなもの」と捉えているので、この言葉を「基礎がしっかりしてこそ、応用が初めてできるのだ」というニュアンスに解釈しています。

本来、創作というものは自由であります。
話を「型」で作ることに、抵抗感がある方もあるでしょう。
俺もそうでした。

ですが、何度も言うように、型こそは基礎。
中村勘九郎さんの言うように、基礎がしっかり出来てこそ、逆に自由な発想ができるのであります。
制限のある創作も、また楽しからずや。

「武装錬金」の和月先生も、直接的な残虐描写を避け、読者に「想像させる」描写を考えたり、「蛇行する川のほとり」の恩田陸先生も、「毎回毎回ハラハラドキドキのエンタテイメントは商業作品である以上、確かに必要だけど、「面白さ」はハラハラドキドキだけじゃなくて、いろいろな形の面白さがある。それを上手く組んでいけたら」とも仰っています。

型破りな発想の先に広がるのは、奔放な創作の世界。
型をマスターされた方々は、そこから先、自分の自由な世界を組んでいっておられてます。

大事なのは、何事も基礎。 
「Dragon Jet Storm」のSasamingさんも、ソロリストに挑戦される中でよく仰られてますが、全く本当だよな…。
と常々感じさせられます。
P3、また悪魔アイルーとか出てくるんでしょうけど、あれはもういろんな意味で最悪なので、本当止めとけって感じですね。
スポンサーサイト

*Comment

NoTitle 

悪魔アイルーについてはデータですから解析されるのはある意味しょうがないと思いますが、問題はコード解析をおおっぴらにやることがメーカーの著作権に引っかかる可能性がある行為ということですね。
改造自体は否定しませんがその行為をおおっぴらにやってしまうとなると、これはもう権利にばっちりひっかかると思います。
あくまで個人の範囲でやることでこれをインターネット上で送信可能な状態にしておくと現実には逮捕されることもあります。

もちろんマジコン問題みたくプログラム本体をうpしたらこれは問答無用で逮捕されます。今年からDL違法化が始まりましたので、うp主側が知らなかったと言う言葉を使えなくなりました。罰則はありませんがこの法案自体が民事沙汰になった場合を想定した物なので、これを根拠にしてメーカーさんはうp主さんをいくらでも訴えることができるようになっています。また同様にファイル共有ソフトなどで落とした方も共犯として扱われるように変更されてたと思います。

まぁ個人の趣味でやるのは自分だけにしておけということですね。
  • posted by はまち 
  • URL 
  • 2010.03/28 13:49分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

丼$魔

Author:丼$魔
モンスターハンターをこよなく愛する熱・血・猿。

しかしどういう経緯を辿ったか、最近はオリジナル小説を更新中。

最近の記事

月別アーカイブ

FC2カウンター

右サイドメニュー

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。