女神の機械槍

モンスターハンター関係の二次創作(イラスト・小説)ブログでしたが、最近はオリジナル小説に傾倒中です。

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wiiリモコンが壊れる頃にMHP3が発売されると思います

(あらすじ)
某大手ゲーム会社カプンコでは、Wiiソフト「モソスターハソター3」と並行して「モソスターハソター3ポータブル」の開発を進めていた!

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社長「どやどや辻元、3の売上はどないや?」

辻元(仮名)「…まぁ、妥当な所かと思います」

社長「そうやなー。初回100万本出したのは、350万本売り上げた身としては妥当な判断かと思ったが、もっと絞っても良かったな」

辻元「そうですね、ギリギリでミリオン達成…って言うところでしょうか。チャートの出足が非常に鈍いです、PSPの時のようなロングヒットは期待できない流れですね」

社長「まぁ、PSPみたいな大ヒットにならんでも、100万本近く行けば恩の字やわ。ユーザーからの酷いコメントもなさそうやし、これはこれでアリやな」

辻元「ですね…。俺たちスタッフ側としても『tnksnの惨劇』の二の舞はごめんですから」

社長「あれは酷かったのう、心を病んで退社とか、全然洒落ならんからの。それでだな…」

辻元「…また、あの話ですか?」

社長「せや。MHP3の開発ペースを上げて、年内発売を目指そうや」

辻元「それは無理だと言っているでしょう! wiiにプラットフォームを絞ったのは、新規ユーザーの開拓のためと仰ったじゃないですか! モソハソを知らない新規ユーザーが、モソハソを知ってくれるまでには時間がかかります! そんなに早くP3を出したら、開拓の意味全然なくなるし、3を買ったユーザーが馬鹿を見るだけじゃないですか!」

社長「いやいや、前から言っとるけどな、確かにユーザーを大事にするお前の気持ちは立派や。だがな、100万のユーザーにかまけて、350万のユーザーを放置するのはどうなんや? 確かに早くP3を出せば、wii買うた100万人は怒るかもしれん。しかし、250万の人間は、早くP3を出して欲しいと願ってるんや。お前は、そこをどう天秤に乗せる気なんや?」

辻元「…。」

社長「やろ? チャートの結果は、P3を待つ人間が多く居るように見えるで。よーく考えとき」

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七瀬(仮名)「どうでしたか、辻元さんは?」

社長「あかんな~、やっぱアイツはwiiで出すのに、それなりのこだわりと言うか、ケジメみたいなモンがありすぎるわ。青い。青すぎる」

七瀬「ですけど、今の辻元さんを説得できる人間は今のウチには居ませんからねぇ」

社長「せや。なんせ、2Gは100億円市場だったさかいな…。100億円を稼ぐ男を相手に発言なんて、社長のワシでも、ようでけんで」

七瀬「しかし、経団連の会長から、チクリと一言刺されたんでしょう?」

社長「うむ…。何百万本を売り上げるゲームソフトになると、もう個人の意思で出す出さないを決められんからな」

七瀬「ドラゴンボーノレとか、経済効果だけで数兆円の規模になるから、経団連の圧力もあって連載を止められなかったって言いますからね」

社長「ドラゴソクエヌトもそうや…。あんな面白くないと酷評されても300万本。やってみたが、酷かったで。なんやあの妖精」

七瀬「5年経って発売ってのも大概頭おかしい話ですけど、そもそも、堀丼氏が作らなくなってから長いですからねぇ…。ドラオエの人もどっか行っちゃったんでしょう?」

社長「お前も大概古いな! にしても、モソハソの市場はもう、個人でどうこうできる範囲を超えてるわ! 辻元の気持ちは分からんでもないが、社長としてはP3出せと言わざるを得んのや! 100億円のドジョウが柳の下におったら、それを釣らんバカはおらんで!」

七瀬「全くですよねぇ…。まぁ、開発の僕たちとしては、開発期間が延びれば延びるほどありがたいですけど」

社長「でも」

七瀬「その期間を使って、PSPの3をより面白くするだけですけどね。wiiプレイヤーの声も無駄にはしませんよ。Pシリーズを出すなって意見以外は」

社長「そうやのう…。結果はどうあれ、wiiを購入した面子は、ていの良いテストプレイヤーになっているも同然や。まぁ、3が面白かったのが唯一の救いやな」

七瀬「残酷ですけど、これも必然の流れですよ。普通に考えれば、素人だってP3は出るって思えますし」

社長「あとは、どこで発表して、その繋ぎをどうするか、やなぁ…。」

七瀬「あと、モソハソフェスタで、『P3出るんですか?』って質問が出たときの事も考えとかないといけませんね」

社長「全くやな」

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辻元は一人、自宅でブランデーを開けていた。
キツいアルコールが、痛みを伴って脳髄に浸透していく。

「100万を取るか…250万を取るか…。」

そんな声が、口からふと漏れ出る。
そして、辻元は涙を浮かべ、壁の棚を見た。

棚には、様々な写真が掛かっている。社員旅行の写真、スタッフとの写真、友人との写真。
その中央には、辻元とその家族の写真が映っている。
来年は、子供たちが中学生になる。
まだまだ、お金のかかる年頃だ…。

「…俺は、一体どうすれば」

眼に付くのは、数年前の社員旅行の際に居た社員。
そして、今は居ない、あの社員。

モソハソがまだこれだけの市場ではなかった頃、自分の理想とする狩猟の世界を創造した社員が居た。
しかし、彼に待っていたものは、称賛の言葉ではなく、罵倒の嵐…。
それは、悲惨という言葉ですら生ぬるい、生きながらにしての地獄だった。

「勝っていても、冒険をすれば、リスクは当然付きまとう…。それは、もう俺じゃ、背負いきれないほどになっちまっているよ…。」

彼の眼から、涙がポタポタと零れおちる。

「どうしたらいいんだ…、教えてくれ、tnkさん…。」

※この記事は言うまでもなくフィクションです
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*Comment

No title 

全部読んでしまいましたYOwww
丼$魔さんの脳内はかなりステキです^^

P3は絶対出るのでしょうが
いつ発表して、いつ発売するのか・・・
経済効果のメンから考えても大事ですね☆

この記事を関係者方々が見てくれる事を祈るばかりですw

  • posted by BAD 
  • URL 
  • 2009.08/09 01:22分 
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Author:丼$魔
モンスターハンターをこよなく愛する熱・血・猿。

しかしどういう経緯を辿ったか、最近はオリジナル小説を更新中。

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