女神の機械槍

モンスターハンター関係の二次創作(イラスト・小説)ブログでしたが、最近はオリジナル小説に傾倒中です。

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武神天抄(13)~激昂ラージャン編(4)~

今回俺がラージャンにたどり着いたとき、残り時間は11分でした。
以前の俺なら、もう全く間に合わないタイム。
なんせ、14分残してラージャンに突撃し、時間切れだった事が過去にあります。
その時は豪槍グラビモスGでしたが、今回はウロボロス。
時間もなく、攻撃力も落ちています…が。

不思議と、俺の心中には、不安も恐怖もありませんでした。
風の音が遠く聞こえる大闘技場、そして蒼穹の虚空に広がる陽の光。
…輝かしいまでの、青空澄み渡るイメージ!

遂に来た、俺はここに来た。
俺が俺自身の決着をつける、その場所に。

金色の獅子王が、目の前に降りてきました。
俺は無言で槍を引き抜くと、強走薬Gを飲みほし、ラージャンに向かって突撃しました。

しかし、さすがに「武神闘宴」のラージャンはプレッシャーあります。
俺が練習してきたのは、チャレクエ10や最後の招待状のラージャンですけど、奴らとは違う、えもいわれぬ様な風格を持っているような気がします。

しかし、ビビってはいられません。
絶滅突きをくらわすチャンスを見出さなくてはなりませんが、まずはそのために、通常の立ち回りが必要です。
普通に攻撃を加えていくなかで、ラージャンが気光ビームのモーションに入るか、それとも接近戦の中でボディプレスを出すかを見極めなくてはなりません。

様子見という事で、ラージャンの周囲を旋回しながら様子を見ていた俺でしたが、距離をとったときのラージャンは、大抵ケルビステップか、デンプシーを出してくることが大半です。
当たり前のようにデンプシーが出てきたので、これから戦端の幕を開くことにしました。

デンプシーはショートとロングがあり、それぞれの攻撃回数は4回と8回、それに追加攻撃で地震。
数を頭の中で数えながら追いかけ、7回目あたりで距離を測りながら、後ろから抜槍突き。
地震の範囲内に入ってたかもしれませんが、俺はウカム装備なので問題ありません。
そのままもう一つ突いて左にステップし、少し横を向いてガード。

ラージャンが旋回してきますが、これをきちんとガード。
直後、いきなりバックジャンプ雷弾が来ましたが、俺は臆することなく、横ガードしてこの攻撃をしのぎました。
バックジャンプ気弾は、攻撃判定が2回あって、雷弾とその着弾の爆風(というか炸裂した岩)に攻撃判定が発生します。
雷弾はガードできても、その着弾判定はプレイヤーを突きぬけ、プレイヤーの真後ろに着弾し、そこから岩にあたってダメージ…というのが、バックジャンプ雷弾をガードしたつもりで食らってしまうよくあるケースです。

なので、前と後ろ、両方の攻撃に同時に対処するために生まれた技術が「横ガード」。
ランス、ガンランスのガード範囲はかなり幅が広く、真横から来た攻撃でも、かなり鷹揚に受け止めてくれます。
ナルガの尻尾ビターンも、実は尻尾本体の攻撃判定はかなり小さいので、衝撃波の方を向いて少し後ろ向きでガードすると、ガードできる可能性が飛躍的に増加します。

ただ、ナルガの尻尾ビターンも、ラージャンのバックジャンプ雷弾も、真正面で受けると完全にガード不能になるので、それだけは避けてください。
真正面から少し軸をずらすだけで対応できるので、ステップは忘れずにね!

で、バックジャンプ雷弾を仕掛けてきたラージャンは、当然のように確定行動で、気光ビームの態勢に入りました。
それは周知の事実なので、俺も既に槍を納めるモーションに入っており、ビームの真横を駆け抜けながら、腹下に潜り込み、すかさず絶滅突きに入りました。

腹下に横から入って、突き×3で左足近くに進みます。
旋回するラージャンの腕を左ステップで避け、再び突き×3を喰らわしてから、様子見…。
しかし、この時のラージャンは、ボディプレスを出すことなく、バックステップに切り替えてきました。
おっととと、と慌ててガードする俺。

中間距離でラージャンと対峙した時には、絶対にガードです。
つーかガード以外の選択肢はあり得ません。
どうせすぐに突進かデンプシーで、プレイヤーの後ろに過ぎ去ってしまうので、そうしたら納槍。

そこからまたラージャンの右手前、普通の立ち回りのいるべき位置に向かってから様子を見ます。

しかし…。

この時のラージャンは、なかなかビームを出してきてくれませんでした。
無理攻めは事故の元。
今まで散々やられてきた経験から、時間がないとは分かっていても、決して無理するまい、と決めていました。
こっちには絶滅突きがあるから、攻撃の効率は約1.5倍。

ランスで武神をクリアした人のブログを読んだ所、大抵の方は15分程度使って沈められてましたから、俺は11分でなんとかなるだろう。
でも結構ギリギリだな…。
まるで洗面器に顔を突っ込んでの戦い、ラージャンと俺の我慢比べでした。

そうこうしているうちに、大闘技場に咆哮とともに屹立する黄金の柱。
ラージャンの本気、激昂状態です。
激昂ラージャンは、一般的に、4回激昂すると捕獲できる、と言われています。

しかし…結構…遅くない…?
激昂ラージャンはあまり怖くないのですが、時間切れだけが恐ろしい。
なんせ、11分というギリギリの時間で対ラージャンにたどり着いてますから。
いやな予感が黒雲のように胸中に沸き立ってきます。

したくはないですが、ギリギリの範囲で無理攻めすることにしました。
ケルビステップの後、激昂ラージャンはバックステップにで突っ込んできます。
そこに真横から抜槍突きを重ねておいてから、すぐさまステップ&ガード。

ラージャンが振り向いた後、バックジャンプが来たので、バックジャンプ雷弾か…!?
と一瞬心が躍りましたが、飛鳥文化アタックでした。

でもまぁこれはこれで美味しいです。
志乃さんは避けて攻撃を加えられてましたけど、俺は無難にガード。というかヘタレだからガード。
ノックバックでラージャン側に押し付けられますので、そこで振り向いて尻を突きまくり…

…っと、そこで、1回転パンチが来て、ラージャンは俺の攻撃範囲内からのがれていきました。
しかも壁際なので無理追いできません。

ガンランスみたいに、踏み込みつきあげがあれば、もっとテンポよく戦えるのですが、無いものねだりは無理ってもんです。

それからしばらくの間、攻防を繰り返していましたが、段々と俺は焦れてき始めました。

…まずい、本格的に拙い。
このラージャン、なんかビーム出してくれねぇ。

ゲームによくあるマーフィの法則なのか、それともセンサーでも発動したのか、こっちが必殺の手を用意したとたん、相手がそれに応じた行動を取ってくれなくなるって奴、ありますよね。
この時がまさにそんな感じでした。

どうにか…、どうにかしなくちゃ!!!

次回に続きます。
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Author:丼$魔
モンスターハンターをこよなく愛する熱・血・猿。

しかしどういう経緯を辿ったか、最近はオリジナル小説を更新中。

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