女神の機械槍

モンスターハンター関係の二次創作(イラスト・小説)ブログでしたが、最近はオリジナル小説に傾倒中です。

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ドラゴンクエスト展に行ってきた(最終回)

3階の「記憶の回廊」は、ドラクエの資料館となります。
こっから撮影禁止なので、写真が無くなりますが許されよ。

(1)鳥山明の原画

これが震えたぜ…。
なんかもう、鳥山明のモンスター原画ってな、紙の上に普通にマジックとかでサラッと書いてあんの。 しかもちっちゃい。


俺の記憶と技量で再現したらこんな感じだ。


monster.jpg



「ふざけんな氏ね」とか思っただろう?
俺も自分で「これはないわ」と思った(ぉ
どう見ても中学生の落書きだものな。

だけど本当、雰囲気的にはこんな感じだったんですよ。
まぁ、当時はスキャナーとかなかったろうから、ドッターの人が格子マスを書いたトレーシングペーパーを見ながら落とし込んでいったと思うのですよね。
それに合わせるためにある程度ちっちゃく書いたと思うのですが、そのさりげない神技が紙の上で爆発している様がもうたまらん。

そして、パケ絵の原画。
これも震えた。
ドラクエ3の原画とか、B4用紙よりも小さいんだけど、その中に濃密に絵が描かれてる。
あのキュキュキューと描かれた原画を見たら、どんな絵描きでもマジで裸足で逃げだす。

ただ、ドラクエ2の原画パケ絵、ムーンブルクの王女の所、描線の黒が少し滲んでたのが非常に残念。
保管状態が悪かったんでしょうか…。

moon.jpg

プリンちゃんがあまりに不憫なので、久しぶりに描いてみたけど、スマホで探した作画資料は、犬になってるのと、水の羽衣着てるのが大半だった(死)

最後に、マイキャラの原画。
まさか、ドラクエ3の「そうりょ(女)」「けんじゃ(女)」の現物を、この目で見る日が来るとは思わなかった。
これだけでもう全てが報われた気分になった。
あ、企画段階では、「けんじゃ」は「せんにん(仙人)」って呼び名でした。


ちなみに、原画全てに共通しますが、肌色などの明るい系列の色が、結構くすんだ色になってます。
でもまぁ25年経ってるんだから仕方ないよね。

なお、キャラの原画も、とてつもなくちっちゃいってのは言うまでもない。
漫画の原稿のモブみたいな感じで、普通に天才が爆発している。
なんでこんな素晴らしいデザインが、一発描きみたいな生き生きとした描線で、こんなに小さく描けるの…?


(2)堀井雄二の企画書

昨年、六本木でやってたドラクエ展では、ドラクエ5の資料の現物が展示されてたそうですが、こっちではドラクエ1の資料が展示されてました。

俺の率直な感想だと、気のきいた高校生がゲームを作ろうと思い立ったら、こんな感じのものを作るんじゃないか、と思わせるような資料だった。

つーか、企画書の冒頭に、プロローグが来てるんだけど

------------------------------

「遥か昔、世界は大魔王の手によって闇に閉ざされていたが、伝説の勇者ロトによって倒され、魔物たちも光の玉によって封印され、この地に平和が訪れた。

しかし月日は流れ、ラダトームの王であるサウト16世(※ラルス16世ではなかった)がアレフガルドを治める時代、アレフガルドに再び邪悪な者が現れた。その名は竜王。

竜王はラダトーム城から光の玉とローラ姫を奪い、アレフガルドは再び魔物の徘徊する世界となった。竜王に戦いを挑んだ者はいたが、生きて帰ってきた者は一人もいなかった。

そんな中、ある予言者が、勇者ロトの血を引く者が竜王を滅ぼすであろうと予言し、やがてその者が現れた。その勇者こそがあなたである…。」

------------------------------

ってな文章が堂々と書いてある。
(※この文章は現物と異なります。 あくまでもこんな感じの文章だった、とご理解ください)

いや分かる。 これは分かるよ。
雰囲気を人に伝えるために、こういう文章で想像力を喚起させるのは分かる。
だけど、普通は

「ファミコソにRPGを普及させるために、中世ヨーロッパの騎士物語、あるいは指輪物語などを下敷きにした、王道のRPGを作りたい。 基礎システムはローグ、あるいはウィザードリィをベースにし、ウルティマ風のワールド構成とし、第1作であることから、純粋かつ単純な、レベルアップと冒険を楽しみにしたゲームとしたい」

っていう風な企画書を作るよな。 っていうか俺はそう思ってた。
しかし、現実はそうでないあたり、こんな社会現象になるゲームを作るには、そんな小手先の理屈よりも、本人たちの熱いスピリットこそが何よりも必要なんだろうなぁ、と反省しちゃう。
(※まぁ実際はもっと深いページに書いてあったかもしらんけど)

ちなみに、「モンスターハンターポータブル」のプロローグはこんなん。

----------------------------------------

~Prologue~

後の世の者は、この荒々しくも眩しかった
数世紀を振り返り、こう語る。
大地が、空が、そして何よりもそこに住まう人々が、
最も生きる力に満ち溢れていた時代であった、と。

世界は、今よりもはるかに単純にできていた。 
すなわち、狩るか、狩られるか。

明日の糧を得るため、己の力量を試すため、
またあるいは富と名声を手にするため、
人々はこの地に集う。

彼らの一様に熱っぽい、そして
いくばくかの憧憬を孕んだ視線の先にあるのは、
決して手の届かぬ紺碧の空を自由に駆け巡る、
力と生命の象徴…飛竜たち。

鋼鉄の剣の擦れる音、
大砲に篭められた火薬のにおいに包まれながら、
彼らはいつものように、命を
賭した戦いの場へと赴く…。

----------------------------------------

名文や…!
やっぱこういうのがエンタテイメントには必要なんや…!

今のスタッフに繰り返して読ませたいで…!
だから獣竜種は爆(ry


話はドラクエに戻りますが、堀井雄二って、モンスターだけじゃなく、プレイヤーキャラクターの原案も出してるんですよ。
それを鳥山明がリファインしただけなんですけど、ドラクエの隅から隅までホントに創作したんだなぁ、って感心。

ちなみに、当時の子供部屋を再現した部屋や(※4つ足ブラウン管テレビ、ふっかつの呪文ノート、ラジカセ、ファミコン神拳の載っているジャンプなど)400万部を超えた頃のジャンプ(レッドリボン軍編らへん)、堀井雄二作のPCゲーム「軽井沢誘拐案内」、ファミコンでおなじみ「ポートピア連続殺人事件」「オホーツクに消ゆ」なんかが置いてあった。

ここらへん撮影禁止なんだけど、何故かそこをレポしている記事もあったのでご覧下さい。

ttp://www.cyzo.com/2011/10/post_8902.html


この後は、

・ドラクエ全シリーズを実際にプレイできる部屋
・ドラクエに関する様々なプレミアグッズを集めた部屋
・ドラゴンクエストX(10)のベータテスター募集のための、ゲーム紹介画面の巨大モニター
・「ドラゴンクエストとやまと言葉」というコラムポップ

をひとしきり眺めました。
ここで撮影禁止は解除されましたよ。
いやぁ…ドラゴンクエスト展、本当に面白かったわー。

dq25.jpg

ルイーダの酒場はボルタック商店にも劣らぬほどのボッタクリぶりだったので、既に6000G以上使っていた俺には手が出ませんでしたが、こんなん売ってたんですよ。

dq26.jpg

肉とフォアグラが山と詰め込まれた「ばくだんいわステーキ」もどっかで売ってたらしい。
もちろん1G=1円な。

dq27.jpg


まぁ、このドラクエ展のおかげで、DSでリメイクされてるドラクエシリーズをやり直しても良いかな、とちょっと思ったりしました。

dq28.jpg

皆さんも、もしどっかでまたドラクエ展が開催されたら行ってみてね!
値段以上に楽しめる事は保証しちゃうよ!


~おまけ~

dq29.jpg

せっかくなのでワンピも写真に撮った。 ついでにな。
真ん中で鞄持ってる太ったお兄さんに凄く親近感を覚える俺(マテ
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*Comment

NoTitle 

ドラクエ展レポお疲れ様でした~( ´`) ノ

いやぁ、自分はむしろドラクエ展に行けなくてホッとしておりますよ。
もし見に行ってたら、感動と興奮のあまりショック死しちゃいそう!
もし長生きできたら死ぬ前の最後の楽しみとして是非見てみたいものですw

FC版のパッケ絵とかは見れると本当に感動モノですよね。
自分もFC版DQⅡとか観賞用と保存用とプレイ用に(略

ドラクエで思い出すのは、FC版DQ4発売当時に買って読んだ漫画、
DQ1誕生秘話のエピソードを漫画化した「ドラゴンクエストへの道」というも。
ひさしぶりにググってみたら画像が沢山見れて懐かしかった~w

開発が大詰めを迎えた頃のDQ1の戦闘は、
実は勇者の攻撃がアタックとギラとホイミの魔法3つしか使えず、
「このままでは戦闘が単調すぎる、今からでも大幅に作り直す!」
と、みんな寝袋持ち込んで徹夜でリファイン作業を行ってたらしい・・・らしいw
若き日の堀井さん、鳥山さん、中村さん、すぎやん達のゲームへの熱い情熱が
伝わってくる面白い漫画でした。

ドラクエシリーズはやっぱりロト篇、天空篇に人気が集中しておりますが、
なんだかんだで7、8、9も良質なエピソードやサイドストーリーが散りばめられていて
さすが堀井さんという感じでホロっと来るお話が多くて良いものでした。
まあ、7は特定の箇所でフリーズしやすいという
厄介な仕様があるので評価は散々でしたが・・・w

8なんかは姫様を助けるという王道ストーリーですが、
ラストバトルのギミックや演出がねー、
初期のドラクエをやってるとこれがまた泣けるんですよw
印象的な曲がすごく多くてすぎやんの作曲パワー全快な作品でもありますの。

9はさすがにDSという事でストーリーのボリューム不足感が否めなかったのですが、
宝の地図や歴代魔王とのバトルはかなり燃えましたねw
レベル99の竜王とか、攻撃順、使う魔法なんかを完璧に考えていかないと
絶対に勝てない強さで、クリア後のやり込みが一番熱いシリーズです。

うーん、なんだかんだでどのシリーズも楽しんでるなオイラw
でもさすがにオンライン仕様の10はどうするか悩みどころ。
モンハンとかはまだしも、RPGのネトゲってチャットやパーティープレイ目当てで
ただダラダラと遊ぶだけになりそうで、
主人公になりきってストーリーに没頭するという事が難しそう。
20年以上ドラクエファンやってきて、大きな選択を強いられる時が来たようですぜ・・・
  • posted by Ash 
  • URL 
  • 2012.05/04 22:56分 
  • [Edit]

NoTitle 

げぇっ!?自分のコメントを読み返してみたら、
記憶が微妙に間違ってた!

正確には、開発途中のDQⅠではモンスターの攻撃パターンが
アタック、ギラ、炎を吐くの3種類のみだった、です。
そりゃ確かに単調な戦闘ですわw
  • posted by Ash 
  • URL 
  • 2012.05/05 01:29分 
  • [Edit]

NoTitle 

ドラクエ展のレポおつかれさまでした。
楽しく読ませていただきました。
初期のドラクエのキャラやモンスターのデザインは素晴らしいですよね!
鳥山さんはやっぱり超上手いんですなぁ~。
  • posted by PECO 
  • URL 
  • 2012.05/05 03:16分 
  • [Edit]

Re: NoTitle 

> いやぁ、自分はむしろドラクエ展に行けなくてホッとしておりますよ。
> もし見に行ってたら、感動と興奮のあまりショック死しちゃいそう!
ええ、Ash団長ならば、確実に悶絶失神絶頂間違いありませんw
俺ですら相当に楽しかったですからね!

> もし長生きできたら死ぬ前の最後の楽しみとして是非見てみたいものですw
えーと、ルイーダズカフェくらいだったら、まだ六本木にあったような…?

> FC版のパッケ絵とかは見れると本当に感動モノですよね。
> 自分もFC版DQⅡとか観賞用と保存用とプレイ用に(略
あれは本当に感動しました!
ってか、鳥山明先生の超技量に感動した!
「編集王」って、マンガ編集者のマンガで「玉稿ありがとうございましたぁっ!」って言うへりくだりのシーンがあるのですけれど、鳥山先生の原稿を頂く編集者はきっと毎週そう言っていたに違いないと思うくらい凄かった。

というか当時まだ小学生とかのはずなのに、ソフトを3本も揃えられるって何でや…。
金持ちか! 金持ちなのか!? ああん!?
小学生だったら説明書を紛失したむき出しのファミコンソフト、しかも裏側にマジックで名前書くんが基本じゃろーもん! ブルジョワか!? ああん!?(何

> ドラクエで思い出すのは、FC版DQ4発売当時に買って読んだ漫画、
> DQ1誕生秘話のエピソードを漫画化した「ドラゴンクエストへの道」というも。
> ひさしぶりにググってみたら画像が沢山見れて懐かしかった~w

俺もそれ何か記憶あります。
読んだ事はないけど、何か子供たちのために俺たちの信念は譲れねぇみたいなシーンがあったような…。

> 開発が大詰めを迎えた頃のDQ1の戦闘は、
> 実は勇者の攻撃がアタックとギラとホイミの魔法3つしか使えず、
> 「このままでは戦闘が単調すぎる、今からでも大幅に作り直す!」
> と、みんな寝袋持ち込んで徹夜でリファイン作業を行ってたらしい・・・らしいw

これは本当!? と思わず疑ってしまうような超エピソードwwww
ウイザードリィやってたくせに、魔法が3つとか、戦闘が単調になるって最初っから分かってただろwww
と言いたい所なのですが、ここは信じたいと思います。
何せ何から何まで、1から作ってたんだから、そういう事もあろう!と。

> ドラクエシリーズはやっぱりロト篇、天空篇に人気が集中しておりますが、
> なんだかんだで7、8、9も良質なエピソードやサイドストーリーが散りばめられていて
> さすが堀井さんという感じでホロっと来るお話が多くて良いものでした。
> まあ、7は特定の箇所でフリーズしやすいという
> 厄介な仕様があるので評価は散々でしたが・・・w
>
> 8なんかは姫様を助けるという王道ストーリーですが、
> ラストバトルのギミックや演出がねー、
> 初期のドラクエをやってるとこれがまた泣けるんですよw
> 印象的な曲がすごく多くてすぎやんの作曲パワー全快な作品でもありますの。
>
> 9はさすがにDSという事でストーリーのボリューム不足感が否めなかったのですが、
> 宝の地図や歴代魔王とのバトルはかなり燃えましたねw
> レベル99の竜王とか、攻撃順、使う魔法なんかを完璧に考えていかないと
> 絶対に勝てない強さで、クリア後のやり込みが一番熱いシリーズです。
>
> うーん、なんだかんだでどのシリーズも楽しんでるなオイラw

いやホントにねw
でも、団長のそんな態度、見てて微笑ましくなっちゃうw
MHの時もそうですけど、やっぱゲームってなファン層が支える部分もあるよね、ええ。

> でもさすがにオンライン仕様の10はどうするか悩みどころ。
> モンハンとかはまだしも、RPGのネトゲってチャットやパーティープレイ目当てで
> ただダラダラと遊ぶだけになりそうで、
> 主人公になりきってストーリーに没頭するという事が難しそう。
> 20年以上ドラクエファンやってきて、大きな選択を強いられる時が来たようですぜ・・・

うーん、MHのパーティプレイでもかなりヤバかったのに、RPGのネトゲやったら確実に廃人になりますので、俺はご遠慮ですね(苦笑)
にしても、俺はRPGのストーリーなぞ、殆ど覚えておりませんよ。
途中で脇道に逸れちゃうので、「あれ?俺何してたっけ」「ああ、そうか、こんな敵倒せって言われてたな」って思うのが殆どです。
  • posted by 丼$魔 
  • URL 
  • 2012.06/03 15:21分 
  • [Edit]

Re: NoTitle 

> 初期のドラクエのキャラやモンスターのデザインは素晴らしいですよね!

ただ、その原案は、堀井雄二が考えてたんだって思うと結構複雑なんですよ。
DQ2のキャライメージとかも、堀井雄二が事細かに指定して、鳥山先生がリファインしてたんで…。
でもまぁ鳥山先生の上手さには変わりはないけどね!

> 鳥山さんはやっぱり超上手いんですなぁ~。

あれはちょっと次元が違う上手さでした。
  • posted by 丼$魔 
  • URL 
  • 2012.06/03 15:24分 
  • [Edit]

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まとめtyaiました【ドラゴンクエスト展に行ってきた(最終回)】

3階の「記憶の回廊」は、ドラクエの資料館となります。こっから撮影禁止なので、写真が無くなりますが許されよ。(1)鳥山明の原画これが震えたぜ…。なんかもう、鳥山明のモンスター原画ってな、紙の上に普通にマジックとかでサラッと書いてあんの。 しかもちっちゃい...

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