女神の機械槍

モンスターハンター関係の二次創作(イラスト・小説)ブログでしたが、最近はオリジナル小説に傾倒中です。

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感服、その一語に尽きる

昨日、楽しみにしてた星海社の「Fate/Zero」の最終巻を買って読んだんですよ。
これが、実に面白かった。

「煉獄の炎」のサブタイトルのとおりの光景が現出する中で、様々な英雄の散りっぷりや、参加者の慟哭なんかが克明に描かれてて、本当面白かった。

特に驚嘆した部分が、この本、一般に流通してる商業小説なのですが、結構昔に発売されたPCゲーム「Fate/Staynight」の二次創作小説と言っても全く差し支えがなく、でも二次創作でありながら、なおオリジナルに匹敵する面白さであること。
むろん、原作者である那須きのこから設定やストーリーのソースを貰っているにしても、ここまで肉厚な話にできるってのがホント凄い。

それでいて、最終巻を読み終わると、「Fate/Staynight」の時に疑問に思っていた事がすっきり氷解しちゃったりして、これまた凄いとしか言いようがない。

一個の小説として、二次創作小説として、そして設定集として、これほどハイレベルで融合し、しかも面白いと思えるのはただごとじゃないですよ。

まぁ、全く予備知識のない、一見さんが読んでどんな感想を持つかはともかくとしても、Fateファンである俺は非常に大満足の一冊でありましたとさ。

つうかね、虚淵監督の小説がこれだけ面白いその理由は、リアリズムにあるんだと思うんです。
マンガなんかじゃ、絵の説得力でリアリズムや説得力を出したりする訳ですが、小説なら文章の地の力が説得力になる訳で。
まさにその場面を見てきたかのような映像の喚起力と、それを過不足なく描ききる描写力。
それが虚淵監督のパワー、「剛筆」と呼ばれる所以であると思います。

俺も小説書きの真似ごとなんかをさせて頂いてる訳ですが、ぶっちゃけ「脳内映像をそのまま字面に落せばいいじゃん、映像にできないシナリオとか意味ないっしょ」と、結構舐めてた部分もあったんですよ。 

しかし、こういうのを見せつけられると、やはり小説家にも独自の表現方法があり、そして矜持と妙味がありまして、どんな形であれ、創作は面白いなぁ、と思わせられた所です。
映像を超える筆致、画像以上の精緻なイメージを植え付ける描写って、ホント凄いと思う。

こういう本こそ、本当にお金払って読みたいと思えるものですね。
本当に感服、勉強になりました。 俺も精進していきたい所です。

あと、後書きの那須の文章が、かなり痛かった(一瞬、これ本当に那須本人が書いたの?とすら思ってしまったくらい)のですが、やっぱ創作作家にとって、周囲の空気を読まない「厨」性ってのは、誰もが真似できない自分の個性を磨きあげるに至る才能だと思う。
悪口は言ったけど、こっちにも感服!


※これまた昔描いた絵ー。 今プレイしなおせば、また違った感慨があると思います。

fate7.jpg

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  • posted by  
  •  
  • 2011.06/16 20:07分 
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Re: タイトルなし 

> んな話はどーでもいーからさっさと続き読ませてくれよ
> 何日待たせるんだよ

何日って、まだ3日も経ってませんがッ!?
だが、このぶっきらぼうを装った、ツンデレ気味のコメント! 悪い気はしない!(ぉ

ちなみに、ガチ返事しますと、まだ書いてる最中です。
いかにブログジャンキーの俺とて、さすがに子供と嫁の世話、そして仕事をおっぽり出してまでは小説書けませんから、そこは勘弁して下さいまし。
  • posted by 丼$魔(管理人) 
  • URL 
  • 2011.06/16 21:53分 
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  • posted by  
  •  
  • 2011.06/17 04:20分 
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Author:丼$魔
モンスターハンターをこよなく愛する熱・血・猿。

しかしどういう経緯を辿ったか、最近はオリジナル小説を更新中。

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