女神の機械槍

モンスターハンター関係の二次創作(イラスト・小説)ブログでしたが、最近はオリジナル小説に傾倒中です。

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俺の小説作法(7)

えー、結構以前にコメントにて、俺の小説作法が知りたい旨のコメントを頂いた方から
「まずは、お勧めされてた訓練、『マンガを読んで海老を把握する』をやってみますね」
とお返事を頂いたものの、肝心な自分の記事を見直してみると、それ以降の訓練法が全然書いてねーな、って訳でして、今回は創作の訓練方法の、まとめ的な記事を書いてみたいと思います。

実は人間、何でもいいですが、芸が「上手くなる」には、ある条件を満たしている事が必須になります。
それは「学習」と「実践」。 
この両輪が同時になりたってないと、何でもそうなんですけど、大抵の技術は上達しません。

例えばこれを、MHで例えてみましょう。
「モンスターを軽々倒すため、腕を磨く最も効率的な方法は?」
という質問があった時、皆様どう思われますでしょうか。

ま、多様な答えはあると思いますけれど、大抵の方の場合「動画を見る」のが答えではないでしょうか。
動画の立ち回りを参考に、実戦でそれを自分の中に落し込んでいく…。 
それが最も「効率的に」腕を磨く技術。

動画を見てるだけじゃ上手くならないし、闇雲にプレイするだけでも上手くならない。
動画を見て、そのプレイヤーの意図や技術をくみ取り、実戦で納得し、かつ体得する事で上達する…。
つまりこの場合、

「動画を見て技術や意図を把握」=「学習」
「実戦で自分の技術として体得」=「実践」

となる訳です。

あまり例として挙げたくはないんですけど、「ケ■■軍曹」の吉○観○だって、絵の練習の時には
「まず、絵を隅々まで延々と凝視し、脳内に完全に再現できるほどに暗記したら、初めてそれを紙の上に落していく(描いていく)」
って事をしてたそうです。

ある程度のレベル以上の絵師さんなら、多分自然と誰でもやってる事とは思いますけど、
「(見て)覚えること」と、「(紙に書いて)実践すること」…。
脳に焼き付いたイメージを、自分の能力を持って再現するという、この関連性とフィードバックを大事に扱うことが、最も効率よく「上達」するためのコツです。

ギャル絵が好きな人が、皆絵が上手い訳じゃないし、逆に闇雲に(目標を持たず)描いていても、それは「自分が今までやってきた事の再生産」なだけで、安定はしても上手さには繋がりませんしね。

で、「作劇」にも、これは言えます。
「海老」という型を覚えれば、今まで、自由に語られているように見えたエンターテイメントに、一定のパターンがある事が見えてきます。
MHで言えば、モンスターの動きの規則性が分かってきた、みたいなそんな所。

このパターンを意識して「覚え」て、「再現」する事が、あらゆるエンタテイメントの基本。
ちょっと手厳しいですけど、我流はどっかで行き詰ります。 
ま、MHでもそうだったりしますけど…。

では、効率よく作劇のパターンを「覚える」ためにはどんな訓練をすれば良いのか? 
って事ですが、これは、既存の良質な作品を「分解」するのが最もお勧めです。 その方法が

(1)「A→B」に注目しながらマンガを読む
(2)タイムテーブルとパターンに注意しながらハリウッド映画を見る

です。 (1)は以前にご紹介しましたが、(2)は何かと申しますと、ハリウッド映画なんかは、もうガチガチに一定のパターンにハメ切られて作られている場合が殆どです。
モンスターに例えるとすると、アカムトルム、あるいはガノトトス。
一見メチャ強そうだけど、攻撃を見切るのは容易い相手。

ハリウッド映画は、いかにもしっかり作り込まれてそうですけど、実はパターンに抽出するのが最も容易いエンタテイメントなのです。
なので、そのタイムテーブルを、紙に書き出してみましょう。

記事カテゴリ「創作講座」の中の、「俺の小説作法(4)」に、ハリウッド映画のテンプレがございますので、それを眺めつつ…。

「○:○○、誰それがどこで何々をした」
「○:○○、誰それがどこで何々をした」
「○:○○、誰それがどこで何々をした」
「○:○○、誰それがどこで何々をした」

(以下ずっと続く)~

そして映画を最後まで見終わったとき、貴方はハリウッド映画の構造を完全に把握しているはずです。
一回でできなくても、何作品か見れば大体できるようになります。
ガイナックスの山賀さんは「メジャーリーグ」って映画でこれをやって、その1回で、映画作りのテーブルを把握されたそうです。
これ、MHで言えば、アカムの攻撃見切ったのと同じ。

ちなみにこの時、「○:○○、誰それがどこで何々をした」という記述には、5W2Hが簡単に理解できるように書くのもポイント。

5W2Hとは、
(where(どこ),when(いつ),who(誰が),why(何故、なんのため),what(何した))(how(どうやって),howmuch(どんなリスクを負って))
という、読者に「状況」を把握させるための必要項目。
小論文やビジネス文書なんかでも、この作文方法は案外必須です。

昔は、5H1Wって言って、「howmuch」は無かったんですけど、最近登場したようですね。
ビジネス文書では「どれだけのコストがかかるか」、エンタテイメントでは「どんな時間制限、どんなリスクがあるか」であらわす事が多いようです。

見ててあまり面白くない娯楽作品は、大抵の場合、この5H2Wですらが曖昧である事が多いです。
特に、「why(目的意識)」や「howmuch(どんな危険性があるのか)」がイマイチ不明瞭である事がかなり多いですね。

さてはて、皆様、ある程度、モンスターの動きが見きれましたでしょうかー。
いえ失礼、既存のエンターテイメントの「海老」や「どんでん返し」を把握し、換骨奪胎して、自分の中に落し込まれたでしょうか。
「この作品の海老、どんでん返しの部分は何?」と聞かれて、即答できるようになりましたでしょうか?
それが可能となりましたならば、次回「実作編」に移りたいと思います。
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*Comment

こんばんは 

関係ないですが丼さんAB型ですよね?
分析具合が…
  • posted by オサレ泥棒 
  • URL 
  • 2011.02/18 23:57分 
  • [Edit]

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  • posted by  
  •  
  • 2011.02/19 00:50分 
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丼$魔

Author:丼$魔
モンスターハンターをこよなく愛する熱・血・猿。

しかしどういう経緯を辿ったか、最近はオリジナル小説を更新中。

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