女神の機械槍

モンスターハンター関係の二次創作(イラスト・小説)ブログでしたが、最近はオリジナル小説に傾倒中です。

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「GUNNER'S HEAVEN」:Prologe「Overture」(Final) ~ウィンストン・ソルト・チャーチルの天体観測室~

「いつまでも、この人と一緒に…」

ウィンストンハンター学院の学長室では、遂にソルトが戯曲「銃の英雄」を詠い終え、リンが、一人盛大な拍手をしていた。

「凄い! 学長、凄かったです! この話が、ガンナーに大人気、って理由が分かりました!」
「凄いでしょ? ガンナーだけじゃなく、女性にも結構好評なんだよ、この戯曲。 まぁ、近接メインのハンターにはあまりウケないから、バルベキア三国とか、ガンナーの多い土地で巡業した方が良いかもね」
「あ、分かりましたー。 ところで…」
「何だい?」
「この話の続きは無いんですか? 『A GUNNER』さんって、実在の人物なんですよね? シェリーさんと結婚した…とか、そういう後日談があったりしないんですか?」

「…は? 何言ってるの、君?」

「え? 何って…。 聞こえませんでした? 『A GUNNER』さんと、シェリーさんが結婚した、みたいな後日談がないのかなって言ったんですが…。」

「いや、結婚してないよ。 僕はそんな話、聞いた事ないし、つーかありえないでしょ」
「な、何でありえないんです!?」

そこで、やっとソルトは、リンの言った質問の意味を理解したような表情を浮かべた。

「あぁ、分かった。 君、勘違いしてたんだね」
「勘違い!? 何がです?」

「えっとね、実在の人物は、『A GUNNER』さんだけで、『シェリー』は架空の人物。 だから、その後なんてないし、結婚とかありえないよ」
「えーっ!? 嘘! だ、だって、この話は、実際にあった事を題材にした話、なんですよね…!?」
「そう、事実を元にした創作…つまり、虚構(フィクション)だって言ったと思うけど…?」

戯曲「銃の英雄」は、事実を元にした虚構。
だが、二人の話は一致しているようで、全然食い違っている。

「…どうも、お互いの認識に、結構なズレがあったみたいだね」
「そ、そうみたいですね…。 私、この話は、エッチな部分以外は『本当の話』だと思ってたんですけど、そうじゃなかったんですか…?」
「うん、全然違う」

「あの」
「はい」
「…。 この話、どこからどこまでが『本当の話』なんですか?」
「えーと…」

そこで、ソルトは困ったような笑みを浮かべて頭をかく。
コホンと咳払いすると、ガッカリしないでほしいんだけど、と前置きして言った。

「大体、全部が…」

そこで一拍おいて、罰が悪そうに言う。

「…フィクションです」
「えーっ、嘘! じゃあ、これ、1から10までホラ話なんですか!? こんなリアルな描写なのに!?」
「いや、だって肝心な戦闘シーンから嘘だらけだしね」
「ど、どんなです!?」

「ま、その最たるものがだね、まず、『アルバレスト改』では…」
「はい」
「『通常弾Lv3』と『貫通弾Lv3』は撃てないんだ」
「えぇ!? だって、お話の中では、ソレ堂々と撃ってましたよね!?」
「撃ってた撃ってた」

ソルトは苦笑しながら答える。

「つーかね、『A GUNNER』さんが、老山龍の弱点を発見したのは本当の話なんだよ」
「え、それは本当の話なんですか?」
「うん、それは間違いない。 古参のガンナーなら、それは誰でも知ってる。 それで…」

いわゆる「老山龍の心臓」に、貫通弾で攻撃を仕掛けるのは、その後のガンナー達のセオリーになった。
そのうち、『通常弾Lv3』と『貫通弾Lv3』の有用性も確立され、この二つの弾薬は、対老山龍戦の必須弾薬である事は、常識と化していった。

「特に、ヘヴィボウガン『夜砲【黒風】』などでは、もの凄い威力を発揮する。 だから、対老山龍戦において、『貫通弾Lv3』を持っていかないって事自体、現在ではほぼありえない」
「はぁ…。 そうなんですか…」
「うん、だから、この部分は、『アルバレスト改』の実装弾種を知らない、近世の作家の創作部分だと、露骨に分かっちゃう。 実在の『A GUNNER』さんは、もっと低レベルの弾薬でコツコツ戦ってたんだと思うよ」

「ええ、なんだかガッカリ…。 急に、地味に見えちゃうんですが…」
「いや、全然地味とかじゃないから。 あの人の射撃技術、様々な理論や実証に裏付けられてて、超凄いから。 まぁ見た目は確かに作業みたいに見えたろうけど」

「でも、本当に、これ、嘘ばかりなんですか? じゃあ、この話における事実の量って、一体どれだけなんですか?」
「じゃあ、順を追って、正確に説明しよう」

そう言うと、ソルトは本棚から、ギルドの公式記録年鑑を持ってくる。

「まずね、この話は、16年前にあった「事実」を元に作られた話なんだ…。 それがここの部分」

リンがその記載をのぞき込むと、そこには、

『○月○日、「A GUNNER」:岩山龍を倒した。 死闘の末勝利』

とだけ書いてある。

「え…。 これだけ?」
「うん、そう。 見たとおり、ギルドの公式記録に記載されているのは、「A GUNNER」というハンターが、ギルドマスターの命を受け、単身とある村に派遣され、ヘヴィボウガン…『アルバレスト改』で岩山龍の討伐を成し遂げた事だけ、なんだ」
「ええ、本当にこれだけなんですか!?」
「残念だけど、王立書士隊の公式な記録に残っているのは、これだけだよ」
「で、でも、やっぱり信じられません! これだけの記述が、あんな壮大なウソ話になるものなんですか? いくら何でも、ホラがヒドすぎますよ!」

「うん、まぁ、確かに。 それで実際、君が言うように、この話は『大部分が本当の話じゃないか』という説もある」
「えっ!? それ、どういう事ですか!?」

銃の英雄の話は「全部ウソ」…という話の流れが、いきなり「全部ホント」と逆転し、リンは少し混乱する。

「ほら、君にも見せたでしょ? 過去の英雄達の逸話を集めた本」
「見ました」
「この話が世間に知られ始めた時、この話は、既にある程度の量を持った英雄物語になってた。 君が言うように、公式記録ではたった一行程度の記述が、こんな長い物語にはならないだろう、とは僕も思うんだ」
「ですよね!? この話、何か別な元ネタがあったんじゃないんですか?」            
「うん、そう。 で、その元ネタと言われているのが『あるヘヴィガンナーの生涯』という、彼が記した手記。 そこにこの討伐劇の大部分が記されていた、って説がある」
「なんだ、そんな資料があるんなら、やっぱりこの話は、大部分ホントの話と言っても問題ないじゃないですか」

だが、そこでソルトは顔をしかめると、ソファに座りながら答える。

「と、言いたいんだけど、そこがこの戯曲『銃の英雄』の、最もミステリーな部分でね…」
「ミステリー?」
「そう、この話がホントかウソか…ってのは、『A GUNNER』の足跡を研究しているハンター、ガンナー、ギルド関係者の中でも、未だに大きく意見が分かれているんだ」
「未だに? 結論はまだ出てないんですか?」
「うん、まぁ。 早い話、決定的な証拠がないんだよ」
「証拠がない?」

「そう、残念な事に、さっき言ったこの話の元ネタ、『あるヘヴィガンナーの生涯』という彼の手記は、存在がまことしやかに囁かれているだけで、実在は確認されてない。 だから、この戯曲がどこまで本当かも、同じく検証できない」
「えー!? でも、こういう話があるって事は、その手記もある、って事じゃないんですか!?」
「乱暴な論法だなぁ。 卵のある所に親鳥はいても、親鳥がいるから卵はある、という事にはならないんだけど」
「じゃあ、この事実、学長はどう考えるんですか?」
「まぁ、手記の名前まで分かってるくらいだから、実在するとしたら、何がしかの理由で表に出せない、んだろうけど」
「けど?」
「彼ほどの有名人の著作が実在するとして、何故現在に至るまで表に出てこないのか、それがピンとこない」
「…。 そ、それは、何かその手記に凄い秘密が書いてあったとか…」
「例えば? それは、今時のハンターさんに解決できないような、凄い事?」
「…。」

先手を打たれ、先生イジワルです、とリンがラージャンの彫像を投げてきそうになったので、ソルトが慌てて取り繕う。

「ごめんごめん、でもね、『あるヘヴィガンナーの生涯』って手記は実在しないのでは、という根拠もあるんだ」
「ええー、そんな話もあるんですか!?」
「君はどうしても、この話を『本当』の事にしたいみたいだね」
「だって、ちょっと感情移入しちゃったから…」
「気持ちは分かるよ。 でも、現実は残酷なんだな。 例えば、この話の舞台は『セレス村』だったよね」
「…そうですね。 村長さんのお名前と似た名前の村」
「ところが、さっきのギルドの公式記録には、『どこで討伐したか』が書いてない」

そう言って、ソルトはギルドの公式記録年鑑をもう一度見せる。
まぁ、確かに討伐した場所は書いてない。

「…それが、どうしたんですか?」
「通常、古龍の討伐においては、古龍観測局との絡みもあるから、今後の進行ルート予測のため、その討伐地点も記録に明記されるのが普通なんだ。 だが、この記録においては、その記載がない」
「それは、『A GUNNER』さんが報告し忘れたとか…」
「ギルドナイトの彼が? というか、もう答えを言ってしまうと、セレス村って村は、『ない』んだ」
「『ない』!?」
「うん、少なくとも王立国土院発行の世界地図には、そんな村は存在しない事が確認されてる。 だから、セレス村を舞台にしたこの手記自体、元々存在しないのではないか…と、そんな風に言われてる」
「昔の地図にはあったとか」
「どうかな…。 どんな昔であっても、これがギルドから正式に発せられたクエストなのなら、ハンターを派遣する際、地図を渡すでしょ。 それに目的地が書いてないはずはないと思う」
「でも、それもおかしいですよ。 それなら、この王立書士隊の記録には、逆に実在する村名が書いてないと変じゃないですか」
「お、良いところ突いてくるね」
「でしょ? 王立書士隊の人が、報告を受けたのに、書き損ねたんじゃないですか?」
「だけど、それを真とすると、余計混乱するんだよね。 ギルドは村の位置を把握しており、『A GUNNER』はそこに派遣された。 そして、彼はモンスターを倒した。 そして、討伐報告もなされたはずだけど、記録にない…って事、ありえる?」

「うっ」

…そんな状況は、考えた事がない。
派遣前には存在を把握していた村を、報告を受けた後には忘れていた…?

「とゆー訳で、この点も、結論が出てない。 セレス村の実在については、研究者たちの間では、「青年の虚偽報告だった」とか、「あまりに寒村だったので寂れた」か、「雪崩などの天災によって消滅した」か、それともたまたま「何らかの理由で地図に載ってない」か、「村の名前が間違って伝承された」か…、と、いくつもの説がありすぎて、輪を掛けて分からなくなってる」
「うわぁ」
「まぁ、証拠が少ないので、結局真偽は不明なんだけど、現在、研究者の間の結論では、セレス村は、「元になった村はあったろうが、今は存在しない」ってのが定説になってるよ」

「はぁ…。 なんだかガッカリです、じゃあ、シェリーちゃんも、ディキシー君も、マイノ君も架空の人物で、実際には居ないんですね…。」
「多分ね。 元ネタになった人物は他にいたのかもしれないけど」
「中途半端な慰めは要らないですよー。 せっかくの英雄物語が、全部ウソだったなんて…。 失望しました」
「ごめんごめん、僕はこの話、あまりに曖昧な箇所が多いから、ギルドの記録しか信用してないのさ。 さすがに王立書士隊の記述は信頼が持てると思うからね」
「でもそれは、学長がこの学院を建てる時に、ギルドからの援助を受けたからでしょ」
「…むぐっ。 い、いや、個人的感情を抜きにしてもね、王立書士隊の人たちの仕事熱心さは、信用に値すると僕は思うよ。 不確かな情報は真実を曖昧にするしさ」

「じゃあ何で、こんな荒唐無稽な嘘話で、ガンナーさんは熱狂できるんですか? なんだか馬鹿みたい」
「それはね、彼らは、ハンターランクが上がって初めて、『真実』を知る事ができるからさ」
「『真実』…?」
「そう。 この話、いや『A GUNNER』さんに憧れてハンターになった者は、最初、誰しもがこの話を本物の「英雄物語」として信じてる」
「はい、私もそう思ってました」

「だけど、ギルドの文献が読める立場…つまりG級ハンターに昇格すると、文献や周囲のハンターの話から、やがて真実を知る。 この話は虚構だと」
「ですね」

「…もちろん、自分の描いてきた英雄像が虚構であると知って、最初はガッカリするんだけど」
「そうですね、私も凄くガッカリしました」
「ところが、すぐにもう一つの『真実』を見つけるんだ、皆」
「…それは、何なんです?」

「それは、ギルドの公式記録。 『A GUNNER』さんが、『アルバレスト改』を持って、単身、岩山龍を倒したのは、紛れもない『事実』だと言う事さ」

…と言われても、それはさっき聞いた。
リンには何が凄いのか、いまいちピンとこない。

理解に至らぬ様子のリンを見て、ソルトは補足する。

「物語の中では、4人がかりで岩山龍を倒した『銃の英雄』は、実際にはたった一人で岩山龍を倒した…」

そこで、両手を広げ、隠していた宝物を見せるような表情を湛え、リンに語りかける。

「…そう、実在の英雄は、物語の英雄よりも遙かに『強かった』のさ!」

「しかも、ほんの数行だけだけど、ギルドの公式記録には、これ以外の記録も残っている。 『アルバレスト改』を携えての、ドドブランゴの連続狩猟、フルフル亜種ニ体との死闘、ディアブロス二頭との激闘」

「…それって、そんな凄いんですか」
「凄いよ。 ガンナーなら、誰もがこの記録の凄まじさに、驚愕すると言われてる」
「誰でも?」
「そう、誰でも。 何故なら、ガンナーは誰でも、入門銃である『アルバレスト』や、『アルバレスト改』を使った経験があるからさ」

「ルーキーの頃、この銃に頼るしかなかった心細い記憶を思い返した時に、皆、初めて理解できるんだ。 このか弱い銃で、並みいる強敵を次々撃破していくには、凄まじい研鑽と修練が必要だ、と」

「でも、それは決して不可能な事じゃない。 何故なら、それは既に、彼によって実現可能だと、証明されているから…。 そう、『ガンナー』とは、近接武器では至り得ない、遠大長久の世界…どれほど極めても極めきれぬ、奥深い『道』である事を知る」

「確かに、戯曲と違い、ギルドの記録では、彼の人間性を知ることはかなわない。 でもこの時こそ、『A GUNNER』というハンターを、皆、最も身近に感じる瞬間じゃないかな、と僕は思うんだ」

「学長も、それをやってみた事が、あるんですか?」
「うん、あるよ。 G級ハンターになってから、戯れに一度担いでみた事がある。 真面目な話、僕ですらが、この人はスゲェ、尊敬に値すべきハンターだ、って思ったよ」

ソルトはソファに深々と座り込む。
両目を瞑り、偉大なる先人に敬意を払うように、手を組んだ。


「『…誰かを敬愛した時、その気持ちの中にこそ神は宿る』」

ソルトは、ロスター詩集の一篇を、まるで芳醇なワインを含むかのように口ずさむ。

「『英雄』ってのは、偶像…『憧れ』の結晶なんだよ。
多分、誰しもが幼い頃に夢見る憧憬…。
強さへの渇望、勝利への希望、栄光を望む熱望…」

「誰もが心の中に持っている『狩人としての理想像』。
 それを彼のみが纏う事を許されているから、こんな荒唐無稽な話でも、皆は文句を言わずに受け入れてると思うんだ」

「…それで、良いんですか? 確かに、戯曲の方も、実在の『A GUNNER』さんも、同じく強いのかもしれないけど、どんな人だったのかを知らずに、ただ盲目的に信じて、納得できるものなんですか」
「うん、まぁ…。 僕は納得できるよ。 女性である君にはピンとこないかもしれないけど、男にとっては、もっとも肝心な場所、『強さ』さえ誤魔化されてなければ、逸話に多少の尾ヒレが付いてても、大抵は許せる」
「そんな物なんですか」
「まぁね」

ふと、学長の鍛え上げられた腕を見て、思う。
確かに…。

男なんて、そんな物なのかもしれない。
逞しかった父も、腕白だった兄も、弟も、思えばそんな所があった。

ソルト学長も、もし「伝説の男、ソルト!」とか祭り上げられれば、「武勇伝バッチコーイ!」と、即、英雄気取りを始めそうだ。 いや、確実にやる。

まぁ、伝説の人物は、伝説のままに止めておくのが、一番なのかもしれない…。

「…いや、違う。 伝説じゃないです」
「? 何が?」
「いえ、今、ふと思ったんですけど、これ、16年前、実際にあった話なんですよね? そして、『A GUNNER』さんは実在の人物なんですよね?」
「そうだよ」
「じゃあ何故、今、事実を知る事が叶わないんです? 彼は、まだ存命中じゃないんですか?」

だが、その質問を受けた途端、ソルトが渋面になったのを見て、リンは、思わずマズい事を聞いてしまったかと思う。

「え…あ、すいません。 もしかして、彼は、もうお亡くなりになられた…とか?」

だが、ソルトは渋面のまま、首を振って答える。

「いや、亡くなられてないとは思うけど、正直な所、彼の最期は、あまり恵まれたものじゃなかった」

「(…だから、物語の中だけでも、幸せな結末を、と望まれたのかもしれないけどね)」

「何か?」
「いや、何でもない。 これはギルドの中央部から聞いた話だけど、この戯曲には、もう一つ真実とおぼしき部分がある」
「何ですか、それは」
「それはね、彼はハンターという職業をこよなく愛していながら、当時、ボウガンに援助を注がないハンターズギルドとは、本当に不仲だったみたいなんだよ」
「その部分ですか」
「そう。 さっき言った、強敵たちとの連戦…。 常識で考えれば、暴挙以外の何者でもないんだけど、それを敢行した動機は、戯曲と同じように、ギルドにアルバレスト改の力を誇示するため…と言われてる」

「彼は愛銃のために、様々な強敵をたった一人で倒し続けた。 かの有名な『シュレイドの戦役』もその頃の話さ」

「だけど」

「彼の思いは虚しく、「アルバレストシリーズ」は絶版になった」

工房の火が消えて以来、トーラスの弟子たちは、各地に散ったり、別な部門に再就職したと言われている。
アルバレストシリーズは、それからもハンドメイドで細々と作られ続けていたが、数年前に、完全に店頭から姿を消し、今では後継機にとって変わられている事を、ソルトは知っていた。

「そして彼は、最期の日、温暖期の密林へと出かけたんだ」
「な、何と戦ったんですか…?」
「…それが、よく分からない。 彼の友人の記録によれば、その時彼は『採集クエストに出る』と言い残して家を後にしたらしいから、誰も気に留めなかったんだろうな」

「彼は、温暖期の密林に、一人、アルバレスト改を持って出かけ…」


「…そのまま、行方不明になったんだ」


「GUNNER'S HEAVEN」:Prologe「Overture」(Final)~ウィンストン・ソルト・チャーチルの天体観測室~ 
<了>

~「GUNNER'S HEAVEN」本編に続く~
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*Comment

ボタンどこ押せばいいですか? 

やるやる言ってホントにやっちゃう$魔さんってスゲーッ
『A GUNNER』も すげえー腕前、男前。
狩りの腕前、アッチの腕前、総じての称号:『A GUNNER』-欲しいィっす。
(老山龍の天鱗100個+100人切でつくかなぁ~(ムリ )

今日も「GUNNER'S HEAVEN」を肴にGラオシャンロンを狩っちゃおうっ。
得物は~っ新規購入! 武器屋に行かなきゃー
「オヤジっ、テオ=フランマルソ シムルプレ!」

武器の数だけ狩りがございます。

「ディキシー、マイノ、俺ももう『モンスターハンター』が止められそうにない」
(フロンティア逝こうかな(マテ) 

そんなこんなです。

※ガンナー気取りの私、3rdでは太刀厨です。(ユクモ一式のみっ)
  • posted by 江田島J八 
  • URL 
  • 2011.01/22 16:57分 
  • [Edit]

NoTitle 

どうも、フロンティアやってるヴぃっぱです。
序曲完結、お疲れ様でした。

一応スキルとしては
通常弾全レベル追加・貫通弾全レベル追加
は同時発動するようですね。

まぁ、P2Gに存在しないボウガンの事をあれこれと思案すること自体が意味の無い事なのかもしれませんが…。


行方不明・・ですか。
温暖期は置いといて、密林というキーワードでクシャルと遭遇したと想像しました。
もしもクシャルと遭遇したのなら、大嵐も発生するでしょうし、捜索も出来なかった(されなかった)のではないかと。


今後の展開に期待しつつ、フロンティアやってます。

では。
  • posted by 蒼星石@ヴぃっぱ 
  • URL 
  • 2011.01/23 04:23分 
  • [Edit]

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丼$魔

Author:丼$魔
モンスターハンターをこよなく愛する熱・血・猿。

しかしどういう経緯を辿ったか、最近はオリジナル小説を更新中。

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