女神の機械槍

モンスターハンター関係の二次創作(イラスト・小説)ブログでしたが、最近はオリジナル小説に傾倒中です。

Category [小説 ] 記事一覧

「GUNNER'S HEAVEN」#3(10)

ヴォーデンとの決戦、様々なシミュレーションを繰り返してきた俺たちだったが、それは相手も同様だったらしく、シャルルの攻撃を無力化するために、連中は「人間の盾」を使う事を考案していた。これにより、俺たちの奇襲は完全に封じられた。なす術もなく倒されるのか…と思った刹那、王子の安否を左右する交渉をとっさに思いつき、ヴォーデンの部隊を二つに分ける事に成功した。これで、多分ビアンカは助かる。その時はそう思った...

「GUNNER'S HEAVEN」#3(9)

シュゲール平原の冬の朝は、あまりにも遠く晴れていた。朝4時の空気は肌を刺すように冷たく、防寒着で守られていない部分をたちまちに氷つかせようとするかのように容赦ない。遙かなる地平線、その彼方には、天へ連なる曙光に導かれるように、黄色い太陽がわずかに顔をのぞかせている。薄靄が懸かっているせいで分かりにくいが、朝焼けの周りにもう一つ、薄い光の輪があるのが分かる。この後光現象は、俺の故郷であるメリーランド...

「GUNNER'S HEAVEN」#3(8)

「(…助けてくれ…。 誰か…。 助けてくれ…)」俺、マルク=ランディッツは、変なうめき声のせいで、夜中に眼を覚ました。「何だ…? 誰か、居るのか…?」だが、周囲を見回しても、誰もいない。…なんだ、空耳か。 寝よう。「(助けてくれ…!)」だが、眼を瞑った瞬間、ドスファンゴがこっちめがけて突っ込んでくる映像が、目の前にいきなり現出したのだ。「うほおっ!?」ハンターの条件反射で、慌ててゴロゴロと寝返りを打つ俺。...

「GUNNER'S HEAVEN」#3(7)

「ひゃっ、あひゃああっあっ!」ほぼ同時刻、場所は「荊竜の微睡」亭近くのレストラン。ヴォーデンとの最後の決戦のため、腹ごしらえをしようとしていたシャルルとマルクであったが、食事の最中、突如マルクが立ち上がり、奇怪な舞踏を始めたのだ。「ふひぃい、いいぃいっ!」その姿は、精神異常者のそれとしか思えなかった。突如の奇行に、騒然とするレストラン内。「おふぉおお、おおおっ!」「ど、どうかされましたか、お客様!...

「GUNNER'S HEAVEN」#3(6)

ミナガルデの昔、まだ銃槍というものが存在しなかった頃、「工房試作品ガンランス」という名の火属性のランスが存在した。一部のランサーには人気があった、この「火を噴く槍」に、工房はさらなる火属性を持たせるべく試行錯誤を繰り返していたが、そんなある日、内部に搭載していた炸薬の成形失敗から、偶然にも超高圧のジェット噴流が吹き出す事が発見された。相手の防御をほぼ無効化する穿孔力と焼殺効果、この発見はただちに「...

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丼$魔

Author:丼$魔
モンスターハンターをこよなく愛する熱・血・猿。

しかしどういう経緯を辿ったか、最近はオリジナル小説を更新中。

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